【地球から見る、日本の旅 第29回】十勝岳ジオパーク 海をこえてきた?北海道の香り・ラベンダー
【いつもの旅先が、全く違う切り口でみえてくる旅を!】
北海道から沖縄まで、よく知っている旅先に「こんな切り口が!」「こんな一面が!」という驚き、発見が沢山の旅を。身近な場所から、世界や、更には地球=ジオが、感じられる旅。ジオツーリズムとは、単に地質の話をお聞きするだけではありません。その地の歴史、風土、暮らし、そして食や農までつながりの一端を、解きほぐしていきます。「地学」だけでも、「旅情報」だけでもない新しい繋がりを見つける旅へ、ようこそ。全国各地のジオパークで活躍するジオガイドの皆さんが、とっておきの旅をご案内します!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初夏になると、紫色の絨毯のように一面に広がるラベンダー畑は、北海道・十勝/富良野の風物詩。古くからヨーロッパでエッセンシャルオイルや、香水など様々な用途で使われてきたラベンダー。実は、北海道上富良野町は、日本で一番はじめにラベンダーの栽培をスタートさせた場所なのです。
なぜこの地でラベンダーが栽培されるようになったのか? そこにはこの大地がもたらす恵みや、人々の暮らしのストーリーがありました。
【ゲストプロフィール】青野範子
十勝岳ジオパークガイド。標高1280Mの温泉宿に生まれ、幼児期は、現代版アルプスのハイジの生活をする。中学ではじめたクロスカントリースキーを通して全国を回り、大学まで進む。現在は生まれ育った宿の経営を引き継ぎ、十勝岳温泉から上富良野町をはじめ、十勝岳ジオパークを含む北海道を体験観光で盛り上げるため、奔走している。
0コメント