屋久島の古謡「まつばんだ」や南島につながる歌たち

【本土と琉球を繋ぐ「まつばんだ」の特徴や、昔の貴重な音源をご紹介】

【屋久島大学初の試み!えぐさゆうこ・江草啓太によるミニライブも!】

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屋久島に、古くから伝わる民謡「まつばんだ」。

この歌の中には、沖縄と本土を結ぶ地域ならではの文化が残っています。

本土の民謡音階と琉球音階が混在する、この不思議な響きの歌。

そもそも民謡やシマ唄のメッカと言われる沖縄・奄美に対し、

屋久島には、古くから伝わる歌が少ないといわれています。

そこで今回ご案内いただきますのは、

この屋久島大学の司会でおなじみ、ボーカリストのえぐさゆうこさんと、

NHK『カムカムエヴリバディ』の劇伴で、ピアノ演奏を務める音楽家の江草啓太さん。

また、元・屋久島高校教員で、屋久島の民謡の音源を収集された、

野呂正和さんもゲストとしてご出演予定です。

奄美シマ唄を学んでいたえぐさゆうこさん。

実はある時、父が屋久島出身だと判明しました。

そこで、2009年に夫の江草啓太さんと共に屋久島を訪れ、

本土の民謡音階と琉球音階が混在する民謡「まつばんだ」に出会いました。

当時、屋久島島内で「まつばんだ」を歌う人はごく限られた人でしたが、

お二人は東京でのライブ活動を経て、やくしま夏祭りや関東屋久島会などでも披露。

この美しい歌を歌い継ぎ、その魅力を広く伝える活動もされています。

今回は、屋久島の民謡の特徴や、昔の貴重な音源の紹介はもちろん、

屋久島大学初の試みであるミニライブも!!

題して、「屋久島の古謡「まつばんだ」や南島につながる歌たち」

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【講師のプロフィール】

えぐさゆうこ さん

(ボーカリスト/フリーアナウンサー)

元南海放送アナウンサー・ナレーター/フリーアナウンサー。

「テレビ朝日・サンデープロジェクト」「東京MX・5時に夢中」

「NHKEテレ・全日本高校大学ダンスフェスティバル神戸」

他各種、報道番組、バラエティ、ラジオ番組等を担当。

また、父の故郷、屋久島の民謡「まつばんだ」との出会いをきっかけに、

屋久島の古謡をはじめ、日本各地の民謡を歌う。

公益財団法人日本民謡協会 民謡アンバサダー

11月、初のフルアルバム「麗しの島々」をリリース。

公式サイト:egusayuko.com

江草啓太(えぐさ けいた)さん

(ピアニスト/作・編曲家/音楽監督)

ステージでは朝崎郁恵、伊藤多喜雄、加藤登紀子、島田歌穂などのサポートを務め、

レコーディングでは小西康陽、KERA、植松伸夫、

金子隆博、栗原正己、坂本美雨などの作品に参加。

えぐさゆうことは屋久島・奄美大島等の古謡や、作業唄を発掘し蘇演する試みを行う。

演劇作品への関わりも多く、近年は『黒蜥蜴』、

音楽劇『道』(いずれもデヴィッド・ルヴォー演出)、

『いまを生きる』(上田一豪演出)で音楽を、

現在公演中の『The View Upstairs -君が見た、あの日-』では、

音楽監督/キーボードを担当している。

Twitter: https://twitter.com/egeg

◇ゲスト◇

野呂正和(のろ まさかず)さん

1951年4月15日生まれ、70歳。

鹿児島県末吉町出身 鹿児島県立高校教員として音楽を担当。

鹿児島工業では甲子園で7試合吹奏楽応援。2009年退職。

屋久島高校在任中、『上屋久町誌』のわらべ歌・民謡の調査執筆を担当された

鹿児島短大の杉本信夫教授から「まつばんだ」に対する情熱に感化される。

音源をまとめCD「屋久島わらべ歌・民謡」を編集制作。

世界仮想旅行社

「人」を通して、世界に出会う旅。 「人に会える旅」がコンセプトの オンライン旅サービス。 2020年5月、コロナ禍でも 「おうちから世界や旅と繋がりたい」 というお声をうけてスタート。 国内外の多数の街から 直接魅力をお伝えし、 これまでのべ4万名以上の皆様に ご参加いただいております。