11/20 奥会津の着る『民具』~「民具の聖地」に学ぶ、知恵と工夫・自然との暮らし
【『民具の聖地』福島県奥会津・只見町から~ 先人たちの知恵に学ぶ『着るものとの暮らし』】サステイナブルな「衣生活」そのヒントが、見つかるかも~
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【こんな方におすすめ】
〇民具や民芸に関心がある
〇「サステイナブルな着るものとのくらし』一着、一枚の着るものを大切にする暮らしがしたい
〇沢山の民具がみてみたい、民具と暮らしのつながり、知恵にふれたい
〇テーマのある旅がしたい、冬や春の旅の情報を探している
〇地元の方のお薦めをききたい
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日本でも有数の豪雪地帯、奥会津。
人々は時には厳しさを見せる自然の中で、自分で仕事着や着るものを作り、一着を長く着続けてきました。手に入る素材をいかし、大切に繕いながら、自分の暮らしにあった服を大切にしてきました。
たとえば、冬の寒さが厳しい東北地方に古くから伝わる、伝統的な刺繍「刺し子」の技術。衣服の補強や保温のためだけではない、そこには様々な願いや祈りが込められて来ました。かつては日本中にあった、そういった地域の工夫をこらした民具たち。それが住民の手で大切に守られ分類され、「只見形式」として1万点以上が残されている。そんな奇跡に、この只見町では出会うことができます。
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【今回、国内でも稀有な、民具専門の博物館の学芸員の方による解説、「着る民具」に焦点を当ててお話し頂きます。そして更に、その背景の地域の自然のお話しにも、触れていきます】
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〇日時:11月20日(水曜日)20時~21時15分頃
〇お申し込み:https://peatix.com/event/4172349/view
無料(福島県只見町 主催)
【当日のスケジュール】
1. ただみ・モノと暮らしのミュージアム 学芸員 原永円香さんによる暮らしの中の布・民具のお話
2. ただみ・モノとくらしのミュージアム現地より中継
3. 新潟大学名誉教授 崎尾均先生による
自然首都・只見の冬の植物のお話
4.只見の冬の暮らしと食べ物
5.只見町よりお知らせ
【講師プロフィール】
◆ただみ・モノとくらしのミュージアム学芸員 原永円香さん
埼玉県出身。美学美術史学科で美学を専攻。2022年4月より地域おこし協力隊として只見町移住。ただみ·モノとくらしのミュージアム(2022年7月開館)の学芸員として勤務。趣味は博物館·美術館巡り、声楽·楽器演奏など。
◆崎尾均さん(Botanical Academy代表、新潟大学名誉教授)
大阪市出身。2021年Botanical Academyを設立し代表、新潟大学名誉教授。水辺林の生態や樹木の生活史、外来種ニセアカシア、富士山の森林限界、積雪地帯のスギの更新を研究。只見では、日本有数のブナの森やヤナギ林の生態を研究。これらの研究成果をもとに、セミナー講演、エッセイ執筆。NHKドキュメンタリー「伝説の超巨大杉を追う」、NHKラジオ「山カフェ」出演。著作に、「樹に咲く花(山と渓谷社)」(共著)「水辺の樹木誌(東大出版会)」(単著)植物や森の魅力の親しみやすい解説に、ファン多数!
◇酒井治子さん(只見線地域コーディネーター)
高校、大学で只見町を離れ、2003年に只見町へ。11年間、一般社団法人只見町観光まちづくり協会勤務。2019年から合同会社メーデルリーフ代表社員。2020年からNPO法人そらとぶ教室 副代表。JR只見線車内での車内販売、車内ガイドを毎週実施。
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ただみ・モノとくらしのミュージアム
現在開催中の企画展
奥会津の着る民具<布>ー糸づくりから現代までー
会期:2024年7月20日(土)〜2025年2月11日(火祝)
https://www.town.tadami.lg.jp/museum/exhibition/2024/07/005025.html
ただみ・モノとくらしのミュージアム
〒968-0602 只見町大字大倉字窪田30(旧会津只見考古館)
電話 0241-86-2175
https://www.town.tadami.lg.jp/museum/index.html
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【奥会津・只見はこんなところ】
只見町は、福島県の西端に位置し、古くから歴史の舞台として、また近年は豊かな自然をいかしたユネスコエコパーク「自然首都」としても注目を集めています。
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