【地球から見る、日本の旅 第27回】伊豆大島ジオパーク・トウキョウ・ボルケーノ ー火山がつくった日本の縮図ー
【いつもの旅先が、全く違う切り口でみえてくる旅を!】
北海道から沖縄まで、よく知っている旅先に「こんな切り口が!」「こんな一面が!」という驚き、発見が沢山の旅を。身近な場所から、世界や、更には地球=ジオが、感じられる旅。ジオツーリズムとは、単に地質の話をお聞きするだけではありません。その地の歴史、風土、暮らし、そして食や農までつながりの一端を、解きほぐしていきます。「地学」だけでも、「旅情報」だけでもない新しい繋がりを見つける旅へ、ようこそ。全国各地のジオパークで活躍するジオガイドの皆さんが、とっておきの旅をご案内します!
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東京から一番近くの「離島」、火山の島、伊豆大島。今回のジオオンライン の舞台は、東京から南に約120km、神奈川県の江ノ島から南に約60kmに位置する、伊豆諸島最大の島、伊豆大島ジオパークから!
この伊豆大島は、日本でもひときわ若くて活発な火山の島。フィリピン海プレートの東の縁に位置し、地球活動であるプレートの運動によって生まれました。そして、誕生した時から大陸と接したことがない、周りを海に囲まれた 海洋島でもあります。一歩、島に入ると潮の香り漂う海風がそよぎ、美しい花々が咲き乱れ、山に登ると、いまだ噴気を上げる火口や広大な砂漠!東京とは思えない景色が広がっています。そして、古くから伝わる習わしが残され、日本に脈々と受け継がれている自然と共生する精神が息づいています。
この、活火山の島に住む人々はどのような暮らしをしているのでしょう? 伊豆大島には3つの港があります。今回は、それらの港に焦点をあて、それぞれの地域の特徴と人々の暮らしを探っていきます。火山の島の港を探りに地元出身のガイドと一緒に港のまち歩きに出かけました!
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【ゲストプロフィール】
田中 由里香
横浜出身。人間も自然の一部ということを忘れがちな都会で生まれ育ち、ハワイ大学留学時代にネイティブハワイアンの火山への崇拝に触れ、人生観が覆される。火山の島で子育てをしたいとの願いから、2019年に伊豆大島に移住。ワンオペで3人の子育て中。2022年より伊豆大島ジオパーク認定ジオガイドとして活動を開始。こども英会話教室などを通じて、英語の学びにも携わっている。
杉山 克己(岡田港)
伊豆大島産まれ岡田育ち。伊豆半島中伊豆の大仁出身の父と岡田出身の母とのハーフ。約30年の高齢者介護の現場から2022年退職、ジオガイドの道へ。スポーツと絵(クロッキー)、釣りとお酒、踊りと祭をこよなく愛する。愛称かっちんは本名よりメジャーである。
菊地 真一(元町港)
伊豆大島生まれ元町育ち。父は大島、祖父は南大東島生まれ。高校卒業後、いくつかの仕事を経て現在は東京諸島の島々を営業エリアとする七島信用組合に勤務。ジオガイドの他に地元消防団・神社の役員や伊豆大島の郷土芸能の一つである御神火太鼓の指導員など幅広く活動している。小さい頃から見て来た伊豆大島の自然がもつポテンシャルをガイドに活かせるよう学びを続けている。
金川 文代(波浮港)
伊豆大島生まれの伊豆大島育ち。生まれた時から自然の中にいたので、きっと無人島に流されても一人生きていけそうな気がします(>_<) 今、はまっていることは、卓球と水彩スケッチ。長〜くやっていることは押し花、畑つくり、そしてダイエット💦 お料理大好きな、生まれた時からの食いしん坊。特技はすぐに良いことも悪いことも、必要なことも忘れてしまうこと。ガイド中、小さな発見の大きな動揺、その瞬間がたまらない❤
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