【地球から見る、日本の旅 第25回】沖縄・座間味島(慶良間諸島国立公園)〜ザトウクジラはなぜ、ふるさと座間味に帰るのか

【いつもの旅先が、全く違う切り口でみえてくる旅を!】

北海道から沖縄まで、よく知っている旅先に「こんな切り口が!」「こんな一面が!」という驚き、発見が沢山の旅を。身近な場所から、世界や、更には地球=ジオが、感じられる旅。ジオツーリズムとは、単に地質の話をお聞きするだけではありません。その地の歴史、風土、暮らし、そして食や農までつながりの一端を、解きほぐしていきます。「地学」だけでも、「旅情報」だけでもない新しい繋がりを見つける旅へ、ようこそ!全国各地のジオパークで活躍するジオガイドの皆さんが、とっておきの旅をご案内します!

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ジオオンライン、第3シーズン第1回目は、沖縄・座間味島から♪

日本にもクジラが見られる海があるのをご存知ですか?沖縄本島から高速船で1時間、「ケラマブルー」と呼ばれる美しいエメラルドグリーンの海が広がる座間味島。世界的にも貴重な自然が残る島です。ウミガメやクマノミ、カラフルな野鳥、南国の植物たち。そして毎年、ザトウクジラもやってくる豊かな海がそこにあります。毎年1月から3月、ザトウクジラは、座間味の海にその姿を見せてくれます。

実は、この地域のザトウクジラは、捕鯨で絶滅寸前だった時期がありました。しかし、40年ほど前からその姿を再び見せるようになったといいます。ザトウクジラはなぜ、毎年同じ海にやってくるのでしょうか?座間味の海はどんな魅力があるのでしょうか?その地質や地形にも秘密があるのでしょうか?

クジラに惚れ込んで移住して30年の大坪弘和(つぼっち)さんに座間味島を案内していただきました!

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【ゲストプロフィール】

大坪弘和さん

エコツアー「カラフルウェーブ」代表。クジラに魅せられて沖縄県座間味島に移住。ホエールウォッチングや、自然ガイドなどを実施している。日本クジライルカウォッチング協議会副会長、座間味野鳥CLUB会長、奄美沖縄ガイドネットワーク世話人。昨年は、座間味村阿佐区長となり、伝統文化を学ぶ機会が増え、継承にも力を入れ始める。趣味は畑、シーカヤック釣り、バンド、デザインなど。

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◇ジオパーク オンライン「地球から見る、日本の旅」とは:

日本各地のジオパークで活躍するプロのジオガイドが集結し、バラエティに富む各地のジオサイトの旅を紹介する、オンラインプログラム。第1シリーズは、2021年6月から全12回で実施。第2シリーズは、2022年10月から全12回で実施。通算、4千人を超える皆様にご参加頂く人気のオンラインツアーシリーズとなりました。

→アーカイブ視聴はこちら:日本ジオツーリズム協会 公式noteページ

世界仮想旅行社

「人」を通して、世界に出会う旅。 「人に会える旅」がコンセプトの オンライン旅サービス。 2020年5月、コロナ禍でも 「おうちから世界や旅と繋がりたい」 というお声をうけてスタート。 国内外の多数の街から 直接魅力をお伝えし、 これまでのべ4万名以上の皆様に ご参加いただいております。