【地球から見る、日本の旅・第24回】南紀熊野ジオパーク『検索しても見つからない?本州最南端の絶景の秘密を探せ!』
【いつもの旅先が、全く違う切り口でみえてくる旅を!】
北海道から九州まで、よく知っている旅先に「こんな切り口が!」「こんな一面が!」という驚き、発見が沢山の旅を。身近な場所から、世界や、更には地球=ジオが、感じられる旅。ジオツーリズムとは、単に地質の話をお聞きするだけではありません。その地の歴史、風土、暮らし、そして食や農までつながりの一端を、解きほぐしていきます。「地学」だけでも、「旅情報」だけでもない新しい繋がりを見つける旅へ、ようこそ。全国各地のジオパークで活躍するジオガイドの皆さんが、とっておきの旅をご案内!
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ジオオンライン、第二シーズン最終回は、南紀熊野ジオパークから♪「熊野」といえば、深い森に分け入る「熊野古道」のイメージ?いえいえ、海の熊野にも、驚きの旅が待っています。今回の舞台は、「本州最南端」の町である和歌山県串本町。最南端の地である潮岬は北緯33度26分、東経135度46分。これは、東京の八丈島とほぼ同緯度に位置しています。「沖縄の海=熱帯」と「本州の海=温帯」が共存するこの海は日本有数の魚種に恵まれ、ダイバー憧れの地としても知られています。今回はこの地にある景勝地、「橋杭岩」を訪ねる旅へ。海中に約850mの列を成して、大小40余りの岩柱がそそり立つ絶景の地。「橋杭岩」とは、その規則的な並び方が、まるで橋の杭のようだということで名付けられました。「南紀熊野」や「橋杭岩」について、Instagramやネットで検索すれば、絶景の写真や名物など、たくさんの情報が見つかります。しかしそれだけでは見つけられない秘密が、必ずそこにはあります。この絶景は、なぜ作られたのでしょうか?そしてこの土地の過去と未来や恩恵と災害。ここに住む人々の想い…ジオパークガイドと見つける、一等楽しい旅!に皆さんをご案内しました。
#24 南紀熊野ジオパーク『検索しても見つからない?本州最南端の絶景の秘密を探せ!』
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【ゲストプロフィール】
■芝崎浩子(しばさきひろこ)さん
南紀熊野ジオパークガイド、自然公園指導員、防災士。学生時代より、火成岩岩石学と洞窟探検に情熱を注ぐ。石材会社に就職後、結婚を機に和歌山県串本町へ。最近は、海岸漂流物集めと、廃棄物処理業、油圧ショベルの資格を取り、その仕事にも力を注いでいる。漂流物学会会員。趣味は軽登山、カヤック、沢登り。
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◇ジオパーク オンライン「地球から見る、日本の旅」とは:
日本各地のジオパークで活躍するプロのジオガイドが集結し、バラエティに富む各地のジオサイトの旅を紹介する、オンラインプログラム。第一シリーズは、2021年6月から全12回で実施。通算、二千人を超える皆様にご参加頂く人気のオンラインツアーシリーズとなりました。
→アーカイブ視聴はこちら:日本ジオツーリズム協会 公式noteページ
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