【屋久島大学/短期集中講座】④屋久島は鳥の島!屋久島の鳥の生物地理学 島にいる鳥いない鳥
【屋久島を通して、新しい驚きと発見を】
あの屋久島大学が、バージョンアップして帰ってきました!!待望の短期集中講義!全6回で開催!!第四回は、屋久島の森を住処にする鳥たちにまつわるお話です!
海、森、空に暮らす命や、エコツーリズムのお話。屋久島の海を泳ぎまわるクジラの視点、花粉を運ぶ生きものの視点、屋久島の空を舞う鳥の視点。そんな多様な切り口から、屋久島をみたときにみえるもの。新しい冒険の旅、はじめましょう!
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【屋久島大学とは】
屋久島そのものを「学長」に、屋久島に学び、自然、地球、地域、文化を知る市民大学、「オンラインアカデミー・屋久島大学」。屋久島を核として、そこに集う知の集合体である貴重な専門家の方々を講師として、かつてない多様さで屋久島の魅力を縦横無尽にお伝えします!
●屋久島大学ホームページ:https://yakudai.jp/
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屋久杉や苔むす森で有名な、屋久島。屋久島と言えば森の島で、実に驚くほどたくさんの鳥がいます。島で一年中暮らすもの(留鳥)もいれば、地球の上を移動して、あるシーズンにだけ屋久島に滞在する夏鳥・冬鳥、また、渡りルートの途中で屋久島を通過するものなど、様々です。海にそびえる屋久島は、長い旅をする鳥たちにとっては重要なランドマーク。いっぽう屋久島の森は、留鳥がいなければ維持する事ができず、鳥たちと屋久島は、切っても切れない密接な関係にあるのです。今回は、亜高山帯の鳥(ヒガラ、コマドリ、ミソサザイ)が棲むと言われる島の特異性と、屋久島の「留鳥」について、色々とお話いただきました。
今回の講師は、TVやラジオ等のメディアにも多数出演、柔らかく、またわかりやすい解説に定評のある、日本野鳥の会 会長・上田 恵介さん。鳥類を中心とした動植物全般の進化生態学、行動生態学を専門とするかたわら、環境問題の研究にも取り組まれております。
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【講師のプロフィール】
◇上田 恵介さん
日本野鳥の会 会長。1950年、大阪府枚方市生まれ。大阪府大農学部を経て、大阪市立大理学部でセッカの研究で博士号をとる。1989年に立教大学に就職。6年前に定年を迎え、現在は名誉教授。1963年の小学生の頃から、日本野鳥の会会員。2015年6月に日本野鳥の会副会長に就任。2019年6月より会長に就任。
<主な著作>
『一夫一妻の神話ー鳥の結婚社会学』(蒼樹書房)
『鳥はなぜ集まる』(東京化学同人)
『花鳥虫のしがらみ進化論』(築地書館)
『野外鳥類学を楽しむ』(海游舎、編集)
『図鑑NEO鳥』(小学館、監修) など多数
<主なTV・ラジオ出演>
『ダーウィンが来た』(NHK総合テレビ)
『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ)
『子ども科学電話相談室』(NHKラジオ第1)*レギュラー出演
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