【屋久島大学/短期集中講座】③日本をめぐるクジラの生態 屋久島のクジラの暮らしを想う~ストランディング研究からわかったこと

【屋久島を通して、新しい驚きと発見を】

あの屋久島大学が、バージョンアップして帰ってきました!!待望の短期集中講義!全6回で開催!!第三回は、年間300件以上も起こる、海洋哺乳類に関する現象「ストランディング」のお話です。

海、森、空に暮らす命や、エコツーリズムのお話。屋久島の海を泳ぎまわるクジラの視点、花粉を運ぶ生きものの視点、屋久島の空を舞う鳥の視点。そんな多様な切り口から、屋久島をみたときにみえるもの。新しい冒険の旅、はじめましょう!

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【屋久島大学とは】

屋久島そのものを「学長」に、屋久島に学び、自然、地球、地域、文化を知る市民大学、「オンラインアカデミー・屋久島大学」。屋久島を核として、そこに集う知の集合体である貴重な専門家の方々を講師として、かつてない多様さで屋久島の魅力を縦横無尽にお伝えします!

●屋久島大学ホームページ:https://yakudai.jp/

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四方八方を海に囲まれた島国、日本。その海を悠々と泳ぐクジラやイルカの生態を、私たちはどうやって知る事ができるのでしょうか。時折、海洋哺乳類がひょんな事から、海岸に乗り上げてしまう現象が発生します。全国の海で、いつどこで起こるか分からないこの「ストライディング」。ちょうど最近も、大阪の淀川で発生して話題になっていました。実は日本の各地の海岸では、年間300件以上も発生し、このストランディングから、貴重な研究資料を得ているそうです。もちろん体が大きいので、解剖~研究作業はとてつもなく大変!しかしそうして日本をめぐるクジラ・イルカのことが少しずつ解明されてきたのです。

最近屋久島の海岸にやってきて、一冬を過ごすクジラが増えてきました。かれらはどんな生き物で、一体どんな暮らしをしているのでしょう?今回の講師は、全国の海岸へクジラを追い求め、貴重な研究資料を作成される、国立科学博物館 動物研究部 研究主幹・田島 木綿子さん。海洋哺乳類の中でも特に、クジラ類を研究されており、ストランディングの連絡を受けると全国どこでも駆け付けて解剖します。屋久島の海から世界の海へ。

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【講師のプロフィール】

◇田島 木綿子さん

国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹

筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授博士(獣医学)

獣医病理学の知見を生かし、海の哺乳類のストランディング個体の調査や標本化作業で国内を駆け回る。著書に、『海獣学者、クジラを解剖する。』(山と溪谷社)、『海棲哺乳類大全』(緑書房)など

世界仮想旅行社

「人」を通して、世界に出会う旅。 「人に会える旅」がコンセプトの オンライン旅サービス。 2020年5月、コロナ禍でも 「おうちから世界や旅と繋がりたい」 というお声をうけてスタート。 国内外の多数の街から 直接魅力をお伝えし、 これまでのべ4万名以上の皆様に ご参加いただいております。