【鉄道の日スペシャル】お帰りなさい!只見線~「世界で最もロマンチックな鉄道」の、旅の魅力と歴史
【世界で最もロマンチックな鉄道が帰ってきました!】
【絶景を眺める只見ローカル線の旅の魅力と歴史をご紹介!】
JR只見線。福島県の会津若松駅と新潟県魚沼市の小出駅を結ぶ、全長およそ135kmの鉄道路線です。会津の中でも、ユネスコエコパークに認定されたほどの、ブナの原生林や深い自然が残る地域を走り抜けるこの列車。海外や日本のメディアでも、絶景が楽しめる秘境のローカル線として紹介されています。海外メディアで「世界で最もロマンチックな鉄道」と紹介されたことも!!
この只見線の沿線周辺は国内有数の豪雪地帯で、冬場は移動が難しくなる中、地域の重要な移動手段としての役割を担ってきました。しかし2011 年 7 月、新潟・福島豪雨により甚大な被害を受け、鉄橋が損壊。会津川口駅~只見駅間が不通となってしまいました。
長年の工事を経て、長らく開通を待ち望まれてきていた只見線(会津川口駅~只見駅間)がいよいよ、10月1日に開通。待ちに待った開通式、街の人の様子などの撮り下ろし映像を含め、只見線の歴史と復興に携わる只見線地域コーディネーターの方の話、地元のグルメなど、待ちに待った只見線復興の様子をお届けするイベントを開催いたしました。
更に、車窓や途中駅でふれることのできる「自然首都・只見」ユネスコエコパークの大自然についても、専門家に親しみやすくお話し頂きました。
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【講師プロフィール】
◇崎尾均さん(Botanical Academy代表、新潟大学名誉教授)
大阪市出身。2021年Botanical Academyを設立し代表、新潟大学名誉教授。
水辺林の生態や樹木の生活史、外来種ニセアカシア、富士山の森林限界、積雪地帯のスギの更新を研究。只見では、日本有数のブナの森やヤナギ林の生態を研究。これらの研究成果をもとに、セミナー講演、エッセイ執筆。NHKドキュメンタリー「伝説の超巨大杉を追う」、NHKラジオ「山カフェ」出演。
著作に、「樹に咲く花(山と渓谷社)」(共著)
「水辺の樹木誌(東大出版会)」(単著)
◇酒井治子さん(只見線地域コーディネーター)
高校、大学で只見町を離れ、2003年に只見町へ。
11年間、一般社団法人只見町観光まちづくり協会勤務。
2019年から合同会社メーデルリーフ代表社員
2020年からNPO法人そらとぶ教室 副代表
JR只見線車内での車内販売、車内ガイドを毎週実施
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【奥会津・只見はこんなところ】
只見町は、福島県の西端に位置し、古くから歴史の舞台として、また近年は豊かな自然をいかしたユネスコエコパーク「自然首都」としても注目を集めています。今月公開の映画「峠」で描かれる河井継之助の終焉の地として、司馬遼太郎の小説の舞台にもなった歴史も有名です。
【自然首都・只見~浪漫紀行オンラインシリーズとは】
福島県南会津郡只見町主催、世界仮想旅行社がサポートします、オンライン旅シリーズです。ユネスコエコパーク「自然首都」の自然、日本の原風景の面影を残す風景、縄文時代から続く豊かな歴史、全国的に人気を集める只見線の姿など魅力に溢れた只見の旅をオンラインからお伝えしていきます。
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