幕末のラストサムライ~河井継之助終焉の地・奥会津只見の歴史を巡る旅

〜2022年映画化 司馬遼太郎「峠」の舞台、知られざる幕末のヒーロー・「もう一人の坂本龍馬」と呼ばれる河井継之助の、終焉の地~

奥会津・只見町。ユネスコパーク登録地として知られるこの地は、同時に、古来からの歴史と暮らしが息づく地。

ユネスコパークの登録には、単に自然が美しいというだけでなく、「自然と人の暮らしの共生」が現存していることが、条件。その言葉通り、今でも歴史、自然、暮らしが共生しているのが只見町です。

今回は、そんな只見の「歴史と暮らし」に焦点をあてました。

まずは、この只見の豊かな歴史の中でも、江戸末期、幕末にフォーカス。

「もう一人の坂本龍馬」と呼ばれる、河井継之助が闘いのあと最期に身を寄せた地が、只見。決して余裕があったわけではない食糧事情と戦乱の中、只見の人々が守ったものは、今の人々にも語り継がれています。

そしてその背景となる、只見の歴史ある暮らしを伝える場として、今回この夏にオープンしたばかりの、「ただみ・モノとくらしのミュージアム」からも、お話をお届けしました。

ここでは、原始時代から現代までのモノと暮らしを通して、地域の生活や文化の変遷と山や川との共生の姿が展示されています。

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【スピーカーご紹介】

〇河井継之助記念館・継之助ガイドのお二人~

<新國 由利(にっくに ゆり)さん>

2012年4月から、㈱会津ただみ振興公社に勤務。

河井継之助記念館の職員となり今年で10年目。

<鈴木 奈苗(すずき ななえさん)>

2011年4月から、㈱会津ただみ振興公社に勤務。

河井継之助記念館の職員となり今年で11年目。

〇ただみ・モノとくらしのミュージアムから

学芸員 原永 円香(はらながまどか)さん

大学で美学美術史学を学び、出版社勤務を経て、令和4年4月1日より同ミュージアム勤務。

埼玉県深谷市より移住。

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